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〈 いいもんみつけ隊 〉
代表 中 司 祉 岐 氏
〈 会員事業所訪問 〉
センター長 木 本 氏 将 氏 |
一般的に、経営コンサルタントと呼ばれる職業は、企業の診断を行い、問題点を適格にアドバイスすることが、その主な業務である。しかし、山口市矢原にあるビジフォーム。経営コンサルタント業務を行う事業所ではあるが、他にあまり例を見ないオンリーワンの業務を行っている。
代表を務める中司さんは、これまで様々な業種において集客や売場管理などに携わり、経験豊富な方である。
貴社でやられている『デスクマネージャー』とはどのような内容ですか。
「『デスクマネージャー』とは、簡単に言えば、お客様から日報を提出していただくものです。現在、お客様は、山口市を中心に県央部に約60社いらっしゃいます。建築業、医業、小売業と業種の幅も広く、社長様から従業員の方まで、毎日日報をファックスで当方に送っていただき、それについて返信させてもらっています。いわば“赤ペン先生”のようなものです。初めはまず、お客様と面談させていただき、共同作業で事業所の現状を分析し、今後どのような方向性を持って取り組むかというビジョンをつくります。更に、この目標を達成するためのスケジュールを作成し、日報の形式をつくり、日々の報告をしていただきます。ですから、お客様ごとに日報の形式も違います。この日々の日報について、当初のスケジュール通り進んでいるかなどを弊社で確認させてもらい、コメントを付けて、毎日返信しています。お客様に日々の達成感や成長を感じてもらえると、お客様自身、楽しんで仕事をされています。
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毎日やり取りする日報
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日報を付けることで、そんなに変化が見られるものですか。
「日報は、仕事に対する基盤を整備するもの、経営者自身の意識を改革するものだと思っています。一般論ですが、中小零細企業は、人手も少なく、日々多忙な業務をこなさなければならない中で、自社の人材育成や売上目標などが疎かになりがちです。日報を送っていただくことで、ご自身で日々の仕事をより意識してもらい、モチベーションの維持、仕事への意識変化、生産性の向上が見込まれます。実際に『デスクマネージャー』を実施されているお客様の中で、最も効果があったところは、売上げが6ヵ月で約200%となりました。お客様の平均的な伸び率は、120%です。
販促費を増やしたり、多大な広告費をかければ、売上げは上がると思いますが、一時的に終わる恐れもあります。この不況下ですし、今出来る事を継続して、一緒に汗をかいて実行に移す事が大切ではないかと思います。」
今後の展望や夢をお聞かせください。
「仕事でビジョン(夢)を持つこと。それを実現させることの素晴らしさを一人でも多くの方に体験していただき、結果を出すことで、喜びに満ち溢れる会社づくりのお手伝いが出来ればと思っています。会社に従事する人が生き生きすれば、会社自体が活性化し、更には、まちの活性化に繋がり、山口が明るくなるのではと思います。これから、信頼と実績を更に積むために、自分自身も頑張ります。」
ビジフォームは、この他、2ヵ月に1回程度、売上げを上げるためのノウハウ提供や、営業・接客セミナーなどを開催されている。(直近のセミナーは、当号チラシをご参照ください。)確かに、私たちが仕事を始めた頃、無我夢中で走り回っていたように思う。そのことを思い出し、初心に帰る”のも大切なことである。


KDDI(株)山口衛星通信センター
センター長 木 本 氏 将 氏
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山口市仁保中郷123
TEL 083−929−1401
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はじめに、会社の概要について教えてください。
「KDDI且R口衛星通信センターは、インド洋上空と太平洋上空の両方の衛星との通信が出来ること、小高い山に囲まれ電波干渉が少なく、さらに台風や地震などの自然災害が少ないことという立地条件により、1969(昭和44年)にこの地に開所されました。今年で40年になります。現在は18基のパラボラアンテナがあり、宇宙に打ち上げられた通信衛星を利用して、アジア・アフリカ・ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアなど約50地域と通信を行っています。当センターは国内最大規模で、国際衛星通信を行うのは日本ではここだけです。」
山口は、日本の衛星通信の玄関口というわけですね。それでは、実際のサービスの内容について、お聞かせいただけますか。
「例えば、日本の放送会社から当社に、米国でのスペースシャトル帰還を放送したいという依頼が入ります。日本の放送会社は、収録する米国の放送会社と契約します。そこで当社は、米国の通信会社と交渉して、衛星区間を含む両放送会社間の回線を手配します。そうしてご希望の映像を、米国から日本の放送局にお届けするというような情報伝達サービスを行っています。このときに主に使われる通信衛星が、赤道上空約36000qの静止軌道上にあるインテルサット衛星というもので、電話やテレビ、インターネットに利用されています。その他に、インマルサット衛星を使った、船や飛行機、持ち運びのできる可搬型端末との通信も提供しています。今アースマラソンに挑戦されている間寛平さんが、日本とのやりとりに利用しているのはインマルサットサービスです。」
国際通信の方法には、海底ケーブルもあると思うのですが、衛星通信の特徴は何ですか。
「衛星は高い位置から電波を発信するので、広範囲を対象として同時受信・多元接続が可能です。これに対し、海底ケーブルは設置作業は大変なもので、ケーブルの破損等が起きると、破損箇所の特定から復旧までにかなりの時間を要します。ネットワーク構築及び拡張性に対する即応性と柔軟性、耐災害性の面では、衛星通信の方が優れているのではないでしょうか。」
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年間通して多くの方が訪れる
パラボラ館
入館料無料!!
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業務を行う上で、特に心がけていることはありますか。
「通信容量が大きく、重要な通信を扱っていますので、我々のミスが与える影響は計り知れないと考え、安全性の追求には気を遣っています。当センターでは日常的に建設工事や保守作業を行っています。作業に際しては、事前に業者も交えて、工事目的や危険ポイントを確認し、関係者全員が同じイメージを持って取りかかるようにしています。さらに、作業は必ず2人体制で行い相互チェックをしています。また、月1回『危険予知のトレーニング』として、他局や他社で起こった事例をもとに、対処方法を検証しています。『ハインリッヒの法則』というのがありますが、1つの重大な事故の裏には29の軽微な事故があり、さらにその裏には300の「ヒヤリハット(ヒヤリとしたり、ハッとする状態)」があるといいます。重大な事故の発生を防ぐためには、些細なミスや不注意などを見逃さず、その時点で原因や対策を講じ、また、緊張感をみんなで維持することが大事であると考えています。」
最後に、ひと言。
「現在、パラボラ館内で国際通信の仕組み等を簡単な映画でご説明しているミニシアター、この機材およびコンテンツを改修し今年3月末にリニューアルオープンの予定です。入館料は無料ですので、ぜひご見学ください。」
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