【2014.1月号】

すきっちゃ やまぐち!今月の顔

富士ゼロックス山口株式会社
代表取締役社長 藤井 謙志 氏
山口商工会議所 1号議員

山口市小郡黄金町4番1号
TEL/083−972−1147
http://www.fujixerox.co.jp/ygx/

富士ゼロックス山口株式会社

1961年(昭和36年)生まれ。周南市(旧徳山市)出身。山口県立徳山高等学校を卒業後、中央大学へ進学。1984年(昭和59年)4月に富士ゼロックス株式会社へ入社。その後、営業職として東京都内に勤務。2012年(平成24年)4月、富士ゼロックス山口株式会社の代表取締役社長に就任。

《 和厳  》

会社のあゆみをお聞かせください。
 創立は1984年(昭和59年)4月に宇部興産グループの100%子会社として設立された(株)ウベックスで、1997年(平成9年)3月に宇部興産(株)から経営譲渡をされ富士ゼロックス(株)の100%子会社となり、今年で、30周年を迎えます。

  当社は、山口県内に7つのサポート拠点を配置し、カストマーエンジニアを配備しております。迅速かつ円滑なサービスの提供により、お客様満足度を高める体制を整えております。

多くのサービスを提供されておられますね。
 当社は、お客様の経営課題の解決とビジネスの成長に向けて、ドキュメントとコミュニケーションに関わるお客様の課題を可視化し、全体最適の視点から、ソリューション&サービスを提供しています。例えば、法律による規制が厳しく「規程/マニュアル」改訂が多い金融・運輸・医薬・その他製造業などの業種において、文書の作成や版管理、変更履歴管理などの効率化を支援し、業務の生産性向上に大きく貢献します。また、TCO※削減を目指すオフィス機器の最適配置や、情報の整理・整頓から企業の体質強化などに向けたコンサルティングサービスなどを提供しています。さらに、クラウド技術を活用したドキュメント共有環境を提供し、IT環境や場所にとらわれない、いつでもどこでも情報を活用できる新しい働き方を支援します。ソリューション&サービスの提供を通して、お客様の新規顧客獲得や業務プロセスの整流化、省エネ・省資源への対応を行い、お客様の経営課題である、売上拡大、コスト削減、ガバナンス強化などに貢献します。

 私共は、お客様がやりたいと思っていらっしゃることに対して、やり易い環境を作って差し上げることが、使命だと思っています。
※TCOとは、情報システムを導入、維持・管理するのにかかる総費用のこと。(Total Cost of Ownershipの略)

おすすめの商品はございますか。
 昨年10月から販売を開始したフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-V」(C7775/C6675/C5575/C4475/C3375/C2275)です。「省エネ」「使いやすさ」に「静音性」が加わりトータルで優れた性能を発揮します。例えば、「使いやすさ」では、人検知カメラと顔認識カメラの2つの目を搭載しており、近づいてくるユーザーを検知し、次に複合機を利用するユーザーであるかを判断。そして、ユーザーの顔を認識し、操作可能な状態にします。
 またソフトウェアでは、電子文書と紙文書を一元管理する、ドキュメント有効活用ソフトウェア「DocuWorks(ドキュワークス)」がおすすめです。簡単に説明しますと、机の上に並んだ紙を扱うような感覚で文書管理を可能にするソフトです。パソコン上に再現した電子の机(DocuWorks Desk)と、その上に並べた文書を閲覧・編集するツール(DocuWorks Viewer)で構成されていますので、束ねる、ばらすなど、ファイル単位での編集が可能です。とても使いやすいソフトですので、体験してみたい方は、ぜひご連絡ください。また、今年2月には山口市にて、新商品・新サービスの展示フェアを予定しておりますので、是非、たくさんの方にお越しいただき私共のご提供するソリューション&サービスをご覧いただきたいと思います。

ボランティア活動や、地域活動などに積極的に参加されているようですが。

富士ゼロックス山口株式会社


 毎年、秋吉台の野焼きのボランティア活動に参加しております。また、毎月25日の朝には、社員が本社前の通りを清掃しています。他にも、小郡地区の自治会や企業が参加するソフトボール大会や、ソフトバレー大会にも出場しています。
昨年11月17日に維新百年記念公園陸上競技場で開催された第92回全国高校サッカー選手権 山口県大会決勝戦では、優勝校の西京高校にスポンサー杯の授与をして参りました。スポーツ界には長年に亘り、ゼロックススーパーカップの開催やワールドカップ、オリンピックへのスポンサードを通じてゼロックスグループを挙げてご支援させて頂いています。

  また、当社では、社員で社会見学を実施しており、KDDIパラボラ館や陸上自衛隊山口駐屯地を見学に行ったり、社員に「いつもありがとう」と感謝する機会として、部門長が社員が接待をする「感謝祭」を本社ビルの屋上で開催したりするなど、職場内の交流も図っています。

今年、設立30周年を迎えられますね。
 当社は、今年4月10日で設立30周年を迎えます。同業他社が、大都市集中で地方拠点を縮小される中、我々は地場企業として、これからも山口県の皆様と一緒にやっていこうとの覚悟で30周年に向けて、委員会を立ち上げ新しいビジョンづくりを社員と一緒に考えています。『お客様のベストパートナーへ』を合言葉に、「つよい」「やさしい」「おもしろい」会社の実現に向け、全員参画型経営を目指していきます。昨年5月に本社ショウルームを開設しております。最新機種等、ご覧になられたい方は、ぜひお問い合わせください。またショウルームにお越しいただくことが難しい場合には、新商品を搭載したショウルームバスでの出張ショウルームもご用意しております。(お問合せ先:083-972-1147)

富士ゼロックス山口株式会社


山口というまちに対する思いは。

 34年ぶりに故郷へ帰ってきて感じるのは、コンビナートのライティングの減少、駅前や商店街の活気、映画館の減少等々、すっかり元気がなくなっている様子です。このままではいけません、山口の他にない良さをもっと上手く活かせるのではないかと思います。  あともう一工夫したら、良さをビジネスに結びつけたら、と感じる事が多くあります。

  例えば山口の人は総理大臣が多く出ているので道路が良いと言いますよね?それをビジネスに結び付けたら如何でしょうか?道路が良いと言う事は路上教習がし易いと言う事だとすると、空港の直行便が東京なので東京市場を対象に、大学生の合宿免許を呼び込んだら免許取得、宿泊、飲食、買い物等のニーズが増え、街は若い人で賑わうのではないでしょうか?東京の大学生は合宿免許を主に新潟・山形方面に取りに行ってますが、山口は雪が少ないので春休みや冬休みもお奨めだと思います。学生時代に行った場所は、年を取ってから再び訪れたくなるものです。

 また東京の数ある商店街でも工夫の有無で盛衰が決まっています。各お店の知恵と工夫の結集が賑わう商店街に繋がると思います。イベントはあくまでキッカケ、手段の一つであり、イベントがなくても常にお客様で賑わう商店街が増えて行けばと思っております。

 及ばずながら故郷を元気にするお手伝いができればとの思いで、今回山口商工会議所へ参加させて頂く運びとなりました。これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

[企業概要]
設     立:1984年(昭和59年)4月10日
資 本 金:1,500万円
株    主:富士ゼロックス九州株式会社
従  業 員:148人(2013年10月現在)
営業拠点:山口・宇部・下関・周南・萩・岩国 ・柳井
事業内容:デジタルカラー複合機、カラープリンター、ネットワーク関連商品および情報機器の販売および保守サービス

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 起業サポート 「私の起業」

〜Happy子育て応援〜託児所おひさまランド〜
平岩 陽子 氏

山口市阿知須4043−1
TEL/ 0836−65−2854
http://ohisama-land.com/
■事業内容
託児
■営業時間 月曜〜金曜の8時〜18時、その他は応相談

〜Happy子育て応援〜託児所おひさまランド〜

優しい心を持った子どもたちを育てたいと、保育の道へ
  自分のできる事をして人の役に立ちたいと思ったのが、保育の道に入ったきっかけです。純粋な子どもたちのそばに居ると、安心感を覚えます。大人から優しくしてもらった子どもは優しい子になり、優しい子は大人になっても優しい人になり、そうするとやさしい大人が自然と増えます。子どもたちの心の中に優しさを育てたいとの思いから、高校の保育科に進学しました。

  続いて短大に進学して保育を学び、後に、病院の院内託児施設に勤務しました。その時に、子どもを短期間預かってほしいと相談を受けましたが、施設の設定している受入れ人数と合わないためにお断りすることがありました。

  お断りした子ども達、困っているお母さん達は、今後どうなるのだろう…。出来ることならそういう子どもたちを私が預かりたいと思い、自宅で子どもを預かることができるファミリーサポートに登録しました。

  その後、自分にしかできないことをしたいと思い、自分で託児所を始めることを考えました。親子サークル「おひさまの会」をつくり、近所の未就園児をもつお母さん達に来て頂きお茶会を開き、保育に関する母親の意見やニーズを聞きました。そこでお母さん方の本音を聞き、その上で昨年、託児所をオープンしました。

お母さんたちの力になりたいです。
 最近までこの近辺には、子どもを預けるところがなくて預けられないお母さん達もいました。子どもを預けられる環境があり、子育てにゆとりが出来る事で、もう一人子どもを産んでも大丈夫だから産もうかと考える家庭もあります。子育ての環境が整っていれば、子どもがもっと生まれるという結果が出ます。これはまちづくりのひとつのヒントだと思います。

  預かるのはお子さんですが、私たちが支援したいのはお母さんです。母親が幸せになれば子も幸せになると思い、託児所には「〜Happy子育て応援〜」という名称をつけました。
利用者は、第2子の出産のため、産前産後に第1子を預けられる方がほとんどですが、働く時間が保育園の預り時間に当てはまらないために、保育園に入れられない方も利用されています。

〜Happy子育て応援〜託児所おひさまランド〜

起業塾で経営を学びました。
 託児所の設立を決め、経営を学ばないといけないと思っていた時に、山口商工会議所の起業塾について知人から聞き、受講しました。起業塾は、簡単な内容を想像していましたが、実際に受講してみると、最終的に事業計画書を作るという本格的なもので驚きました。事業計画書を作り上げるのは大変でしたが、託児所を立ち上げる際に、起業塾で事業計画書を作成したのなら大丈夫でしょう、と保険への加入もスムーズでした。
現在も、商工会議所から帳簿の付け方の指導を受けたりしています。

暖かみのある託児所を
 子育てで困っているお母さんやその家族をサポートしたい、それが私の思いです。
お母さん方の声に耳を傾け、共に考え、解決していく、そんな託児所でありたいと思います。これからも、春の暖かさ、夏の暑さ、秋の静けさ、冬の寒さといった季節の移ろいや、動物、植物、人、そして自然の姿などを共に肌で感じ、生命の大切さが自然と心に養われる託児所を目指します。

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 企業サポート 「私の商い」

エクラモーネ
荒瀬 康宏 氏

山口市道場門前1-2-22 2F
TEL/ 083−941−6210

■事業内容
定休日:不定休
営業時間:11:00-18:00
事業内容:カフェ・レストラン

この場所にお店を出した理由の一つに、子どもの頃の商店街の賑わいの記憶があります。

エクラモーネ

お客さまとコミュニケーションを取れるお店を
 昨年エクラモーネをオープンするまでは、飲食業界の接客で15年間経験を積んできました。お客様とコミュニケーションをとって楽しんでもらうのが、この仕事の醍醐味です。
お客様ともっと自由に接することのできるお店を持ちたいと考え、昨年、商店街にレストランをオープンしました。

  オープンに際して、「
あきないのまち補助金」を利用し、事業計画書の作成に取り組みました。エクラモーネの一階と向かいに店舗のあるアウリンコは、防府市でカフェ・雑貨屋を経営していた下瀬さんのお店で、さまざまな形でコラボレーションしています。「あきないのまち支援事業」は、出店の際に店舗改装に係る経費を補助してもらえるので、厨房設備の充実に力を入れる事が出来ました。

こだわりの店舗づくり
 お客様がくつろげて、店員ともコミュニケーションを取りやすい店舗づくりを目指しています。幅広い年代の女性の方が、家庭とは違った時間をゆったりと過ごせるように配慮をしています。入口の階段を上がってすぐのスペースには、北欧風のインテリアを置き、サビエル記念聖堂を眺められる大きな窓のある奥の空間には、和風のインテリアを配置しました。メニュー作りや料理でも、女性スタッフの感性を活かすようにしています。おかげで、女性のお客様に多く利用していただいています。

  この場所は、以前は商店街で長い間皆様に愛されていた「谷間の灯」という喫茶店があった場所です。お店の名前を考える時も、その喫茶店と続いている雰囲気を出したかったので、フィンランド語で「月の輝き」という意味のエクラモーネに決めました。店舗の構造には、「谷間の灯」があった当時の面影が残っています。来店されたお客様の中にも、「谷間の灯」が、ご主人と初めてデートした場所だったと言われるご婦人がいらっしゃいました。
 また、昨年10月からFelicaで会員登録することで、キャンペーン情報などをお知らせするサービスを始めました。

エクラモーネ

ご提案型のイベントスペース
 この一年間で、お客様からご提案をいただく形で何度かイベントを行いました。企画や広告はすべてお客様が行われて、当店は場所とお料理を提供させていただいています。これまでも、地元のミュージシャンのライブや日本酒の会などを開催しました。

  ディナーは完全予約制で、イベントについては、ご連絡いただければランチタイムでもディナータイムでも、対応いたします。2月は、ランチタイムとディナータイムの両方で、バレンタインコースをお出しする予定です。

商店街の活性化に役立ちたい
自分の世代が、かつての商店街の賑わいを知っている最後の世代ではないかと思います。防府出身なので、子どもの頃は親に連れられて防府商店街に買い物に行き、年に何度かは山口や徳山の商店街を訪れていました。商店街が当時の賑わいを取り戻すために、自分のお店もお役に立てればと思います。