【2013.6月号】

すきっちゃ やまぐち!今月の顔

株式会社 長田組
代表取締役社長 長田 冨士雄 氏 
山口商工会議所 2号議員

山口市秋穂二島438番地
TEL/083−984−2459

株式会社 長田組

ながた ふじお
1946年(昭和21年)生まれ。山口市秋穂二島出身。1969年(昭和44年)に東海大学土木工学科を卒業。アイサワ工業株式会社(旧:中国土木株式会社)で、土木について学び、1977年(昭和52年)に(株)長田組に入社。2004年(平成16年)に代表取締役社長に就任、現在に至る。

《 「信用と技術力」で顧客のニーズを満足させる建設工事の施工に努めます 》

会社のあゆみ、経営方針などをお聞かせください。
 当社は、1947年(昭和22年)に長田組として創業し、1949年(昭和24年)に建設業の許可登録を受け、翌年1950年(昭和25年)に株式会社長田組を設立しました。

 建設業界では、顧客のニーズに適応した工事を提供するために、品質マネジメントシステムを確立・運用し、継続的に改善を行うことで、組織の仕組みや品質管理の体質強化を目指すことが求められています。また、建設業界は、環境に最も影響を及ぼす産業の一つと言われ、現実に、直接的・間接的に環境問題が起こっていることを踏まえて、環境への対応が最重要課題の一つと認識され、環境に配慮した事業活動の推進が求められており、これらがしっかりと確立されていなければ、対等な入札の場に立てません。

 そこで当社では、安全の確保と快適な職場、信用と技術力の向上、地域社会への貢献、という3つの社訓を掲げており、これら3つの社訓を基に、品質方針、環境方針、労働安全衛生方針を定め、会社をあげて品質マネジメントシステム活動を推進しています。
様々な認証も取得しており、環境方針に基づき2002年(平成14年)1月に、ISO9001:2000を、2003年(平成15年)8月に、ISO14001:1996を認証取得し、労働安全衛生方針に基づき2009年(平成21年)12月に、OHSAS18001:2007(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証も取得しています。

数多くの優良工事を受賞されておられますが。
 山口県優良工事としては、1998年(平成10年)に道路・都市計画部門、2007年(平成19年)農業土木部門、2010年(平成22年)海岸保全施設整備事業、2011年(平成23年)経営体育成基盤整備事業を受賞しています。また、山口市優良工事においても、2012年(平成24年)に権現堂橋改修工事で受賞しています。

株式会社 長田組

 工事を落札した時点で、「工事成績評定点85点以上を獲得し、優良工事を獲得するぞ」と、従業員への意識づけを行い、「いい工事をしよう」という目標の元にがんばっています。そういった目標意識がなければ、いい工事はできません。現場には、まず安全が第一ですが、その次に「いい工事をしよう」と伝えています。

  こういった取り組みにより、会社の技術力をあげるということが、新規の受注に繋がると思います。今の入札制度から言えば、ある程度の工事成績を有し、優良工事も受賞、そして環境指針をしっかり持っていることで、初めて入札の場で対等に戦えると思っています。

 優良工事を受賞すれば、年1回表彰式があるのですが、我が社も独自で、その優良工事の仕事を指揮した従業員や下請けの会社の方も含めて表彰をしています。こういった社内表彰が、従業員のやる気にも繋がるのではないでしょうか。ただ、漠然といい仕事をしなさい、いい点数を取りなさいと言うより、具体的な目標を出した方が、工事に関わる者全員、目標設定がしやすいのではないかと思います。

社員さんは、25名いらっしゃるとの事ですが。
 土木建築業は、50〜60代が多いと思われていますが、幸いにして当社は、技術部門の平均年齢は32歳です。時代と共にコンピュータ化してきており、若者の力が非常に役立っています。今後は、逆ピラミッドの底辺を早いところ広げ、若い人を育てなければと思っています。そのためには、若い人を採用し、育てていく必要があると思います。世代の離れた人達の中に、若手社員をポツンと入れても、話し相手もおらず、長続きしなくなるものです。当社では、2年毎に新しい力を入れるようにしています。若い人を主力にして、会社を運営していくということは、冒険もあるかもしれませんが、その方が後々楽になるのではないかと考えています。

株式会社 長田組

今後の方向性をお聞かせください。
 建設業界は、建設破壊が起きており、非常に厳しい状況が続いています。これは、世の中の流れであり、仕方がないことかもしれません。昔のようなやり方では、通用しませんので、自分でしっかりした考えを持ってやっていかなければと思っています。
今後は、社長の交代時期について考えていきたいと思います。最低5年間は、バトンタッチゾーンを作っておかなければ、上手く交代できないと思っています。会社の組織も自分なりに作っておきたいですし、次に渡す時には、そのしっかりとした組織ごと渡したいと思っています。大企業でなく、我々のような中小零細企業では、そこまでしておかないと、本当のバトンタッチはできないのではないでしょうか。
これからは、力だけで勝てる時代ではありません。技術力を磨いて相手に勝てるよう、地道に技術力をつけ、会社全体でレベルアップを図っていきたいと思っています。

山口に対する思いをお聞かせください。
 山口のまちづくりは、商工会議所や市議会議員・県議会議員などの方々に、しっかりと考えてもらい、皆が住みやすいまちを作ってもらいたいと思います。山口は、道路整備も下水道整備もよく、環境もよいクリーンなまちです。若者にとっては、魅力の少ないまちかもしれませんが、年輩者の方々にとっては、とても落ち着いたまちで、住みやすいのではないでしょうか。

 当社があります秋穂二島地区は、環境もいいですし、とても素晴らしいところです。場所的には、中心部から離れた場所にあるイメージにとらわれがちですが、山口市内・阿知須・防府に行くにしても等距離で行けるんですよ。

 しいて言えば、もっと小郡から海側が発展してくれればと思いますし、非常に便利な山口県道25号宇部防府線(南部海岸道路)もあり、この県道沿いは、今後発展するのではないかと期待しています。

[企業概要]
創  業:1947年(昭和22年)
 資 本 金:3,800万円
 従 業 員:25名(平成25年4月1日現在)
 許可・登録:特定建設業の許可 山口県知事許可(特-24)第2032号
         建設業の種類(土木工事業、とび・土木工事業、石工事業、
         鋼構造物工事業、ほ装工事業、しゅんせつ工事業、水道施設工事業)

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 起業サポート 「私の起業」

THE RELAX SALOON “yuan”
後藤 優子 氏

山口市朝田274番地の4
TEL/ 083−921−9857
http://www.saloon-yuan.com/

■事業内容
フェイシャル・ボディバランスマッサージ(ソフト整体)
・オイルマッサージ・脱毛・エステスクール・着付け・着付け教室

勇気を持って、一歩踏み出す

THE RELAX SALOON “yuan”

落ち着いた田園風景の中に建つデンマークハウスの居住用アパートの一室に、yuanはあります。お部屋の中に入ると、二階の窓からの光が一階まで降り注ぐ、非日常の空間が広がります。デンマークハウスならではの上質な空間と、後藤さんのオープンで気さくな性格に、すっかりリラックスしてしまいます。

美容へのめざめ
  高校時代はバレーボール部で熱心に練習をしていて、真っ黒に日焼けしていました。社会に出てからは、十三年間事務職に就いていました。昔は何度も仕事を変えるのはよくないことだと思っていましたが、今となればもっといろいろなことを経験しておけばよかったと思います。私の母は更年期にずいぶんつらい思いをしたのですが、その後で、マッサージなどに興味を持ち始め、勉強を始めました。私もそれについていって、整体などの資格をとりました。休暇で海外へ行き、バリ島のマンダラマッサージやハワイのロミロミなどを受けたことも、よい刺激になりました。

 若い頃は、美容にも化粧品にも興味がありませんでしたが、ある時期に急に肌の衰えを感じ始め、妹の肌がきれいだったので、化粧品は何を使っているのだろうと興味が出てきました。それから急に美容にのめり込み始め、資格をとるのが好きなこともあり、整体師などの資格もとりました。興味を持ったらその世界にどんどん入っていく性格で、今ではお顔のエステ、ボディバランス(ソフト整体)、オイルマッサージ、脱毛、メイク、着付け、スクール開催といろいろなことをやっています。

THE RELAX SALOON “yuan”

起業塾での友人との出会い
  起業塾で気の合う友人と出会えたことは、とてもよかったです。起業を志す人同士でないと分かり合えない部分というものがありますが、そういったことを話せる人に知り合える場所は限られています。起業塾は、その一つだと思います。事業計画は綿密には立てず、勢いで起業しました。

やりたいことを目一杯やっていきたい
  6年間、このサロンを続けてきましたが、自分好みのサロンを作っていくのは楽しいです。自分や自分の技術を気に入ってくださるお客様を大切にして、真心こめてサービスしています。

  プライベートでは、ゴルフ、旅行、ダイビング、バイクや車など、やりたいことがたくさんあります。今後も、仕事もプライベートも、どんどん充実させていきたいです。

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 企業サポート 「私の商い」

fem(フェム)

山口市後河原110
TEL/ 083−920−6175
http://www.fem-5.com

■事業内容
衣料品・雑貨の販売

白をテーマにしたお店です。一の坂川沿いの気持ちの良い場所なので、
気軽に遊びに来て下さい

fem(フェム)

troveに続き、二店舗目となるfemを平成23年に一の坂川沿いにオープンしました!
 大内文化特定地域に当たる、一の坂川沿いとパークロード沿いの景観が好きで、開業前から山口商工会議所に相談し、初めはtroveもこの地域に出店したいと考えていました。しかし、物件が見つからず、少しはずれた場所にオープンしました。いずれはこの地域でtroveと違うジャンルの二店目を出店したいと考えていましたが、もう少し先になると思っていました。ところが、たまたま気に入った物件を見つけて、タイミング良くお店を任せられる人も現れたので、troveに続いてfemをオープンすることにしました。一の坂川沿いに出店したことによって、「匠のまち創造支援事業補助金」を活用させていただくこともできました。

 山口市は文化レベルが高い、とよく言われます。一の坂川沿いが発展すれば、県外からも人が来てくれる地域になるという可能性を感じています。現状は、お店が点在しているかたちですが、もう少し増えれば、人を惹きつけることができるでしょう。

景観の良さを活かした気持ちの良い空間です。
 femの店舗は窓を大きめに作り、桜の木と町並みを眺められる空間にしました。

 お客さんは、女性や夫婦連れがほとんどですが、ホワイトデーには男性も来られます。一の坂川に桜を見に来た方が立ち寄られることもあれば、femを目当てに遠方から来られる方もいらっしゃいます。

上質を知る方に向けたトータルライフスタイルショップ。
 一店舗目のtroveでは、海外から輸入した個性的な家具を取り扱っていました。二店舗目となるfemでは、白をテーマとした洋服から始まり、それに付随したライフスタイル全般を提案しています。国内ブランドにこだわり、質感や肌触りを重視した、流行に左右されないスタンダードなものをお届けしています。

trove(トローヴ)清水大輔氏

  また、femでは、1〜2ヶ月に一度のペースでイベントを行っています。恒例のパンの日の他に、日傘やアクセサリー、麦わら帽子などの受注会を行ってきました。普段は山口では買えないものを、イベントで提供したいと考えています。

山口をもっと魅力的にしたい。
 今後は、開業している者ならではの視点で、新店舗を開設したい人に向けて、新しい物件の紹介や内装を紹介してみたいと思っています。大内文化特定地域と湯田や商店街なども含めた広い地域でのショップマップ作りやイベントなどの連携があれば、来店される観光客の方などに、もっと山口の魅力を知ってもらうことが出来ると思います。

trove(トローヴ)
代表者:清水大輔氏
所在地:山口市中河原町2−14
TEL:083-920-7080
http://www.trove-modern.com
事業内容:輸入家具・オリジナル家具の販売・ライフスタイルショップ
営業時間:11:00−19:00
定休日:不定