【2013.7月号】

すきっちゃ やまぐち!今月の顔

サンデン旅行株式会社山口支店
支店長 磯部 武 氏 
山口商工会議所 1号議員

山口市大手町3−6(大手町ビル)
TEL/083−923−2500
http://www.sandenryoko.co.jp

サンデン旅行株式会社山口支店

いそべ たけし
1964年(昭和39年)生まれ。旧小郡町出身。大学卒業後、1988年(昭和63年)に、サンデン交通株式会社旅行部に入社。2001年(平成13年)4月のサンデン旅行株式会社設立と共に移籍。山口支店、宇部支店、宇部空港事務所、福岡営業所に在籍、2010年(平成22年)より山口支店長、現在に至る。

《 地域に密着し、「旅」を通じて「感動」と「出会い」をお届けします 》

会社のあゆみ、経営方針などをお聞かせください。
 当社は、本社が下関市にあり、支店営業所が7カ所あります。1961年(昭和36年)11月に、山陽観光サービス株式会社を設立、1962年(昭和37年)に、山口県知事登録国内旅行業第7号を取得しました。2001年(平成13年)4月、サンデン交通旅行部(サンデントラベル)運輸大臣登録一般旅行業第106号と合併し、「山陽観光サービス株式会社」から「サンデン旅行株式会社」に社名を変更し、観光庁長官登録旅行業第1599号を取得しました。

 下関市のサンデン交通グループに属しており、山口県内外にネットワークを展開しております。また当社は、全日空の総代理店ということもあり、全日空商品を中心に取り扱っております。

店内は、多くのパンフレットが整理整頓され、掲示されておられますね。
 ご覧になっておわかりかと思いますが、他の旅行会社と契約を結んでいるものに限りですが、他旅行会社企画のパンレットも掲示させていただいております。自社企画の海外旅行は、韓国・中国・台湾の近辺商品を取り扱っていますが、どうしても海外商品の取扱数が少ないため、他社の商品も、取り扱わせていただいています。

 最近では、インターネットが普及しているため、窓口カウンターを持っている旅行会社は、県内でも当社と他数社ぐらいとなり、あとは事務所だけを構えるというようになってきています。来店されるお客様が少ないのが現状ではありますが、その中でもご利用していただくお客様が来店された際には、お客様にご満足いただけるよう誠心誠意対応させていただいております。

 大手旅行会社は、名前で売れるケースもありますが、当社のように県内を中心に営業している場合は、どうしても人のつながりが重要になります。その人とのつながりを大切にしながら日々営業しております。

サンデン旅行株式会社山口支店

 これからも当社は、多様化するお客様一人ひとりの「旅」へのニーズに対応するため、きめ細やかな「旅」のプロデュースを心がけ、ご満足のいく旅行を提供させていただきたいと思っています。「1枚の切符」から「グループ旅行」、「研修・修学旅行」に至るまで、満足いただけるよう誠心誠意お手伝いさせていただきたいと思いますので、お気軽にご来店、ご連絡ください。

おすすめ商品など、教えていただけますか。
 当社は、国内旅行に力を入れております。お客様に広く周知するためには、新聞折込広告が一番効果的な方法ではあるのですが、費用対効果から考えますと経費がかかりすぎるため、単独での折込は難しい面があります。そこで今年度より、2ヶ月に1回「サンデン旅行サンサンツアー」の広告を、ポスティングで広く周知徹底していくことにしました。広告には、自社商品と、他社商品を当社が受託した商品も掲載しております。2ヶ月毎に内容を刷新し、どんどん新しい商品を提供していきます。また、ホームページもリニューアルいたしましたので、今まで以上にお客様に多くの企画商品を、ご提供できればと思っています。ぜひ、アクセスしてみてください。( http://www.sandenryoko.co.jp )

 おすすめの企画商品ですが、博多座の公演、福岡ソフトバンクホークス観戦ツアーも毎年行っており、人気のある商品となっています。イベントと組み合わせたツアーも人気があるようで、8月にはディズニー・オン・アイスやファンタジー・オン・アイスなどの企画をしています。最近では、コンサートも商品として取り扱うようになりました。

 恒例の「トワイライト・エクスプレスで行く北海道」は、人気のある商品となっておりまして、B個室又はB寝台のご利用となりますが、日本一早い大雪山旭岳紅葉見学や、美瑛パッチワークの丘など、秋の道央が満喫できる旅となっています。
また、海外商品のご紹介になりますが、出発直前になると、キャンセルなどで飛行機の席が空く場合があります。それを、少しでも埋めた方がいいのではないかという事に目を付けまして、航空会社とも話し合い、航空券を安く仕入れ、提供していく事も始めました。宿泊の関係もありますので、即答でOKというのは難しい場合もありますが、できる範囲で要望にお応えできるよう、空席があれば、直前4日前までお受けできるケースもあります。魅力的な企画商品は、まだまだたくさんありますので、ホームページをご覧いただくか、各支店営業所にご遠慮なくお問い合わせください。

サンデン旅行株式会社山口支店

時代と共に、旅行の形にも変化がありますか。
国内旅行は、団体・研修旅行などが減少し、個人旅行が増えてきたため、2名からの催行が主流になってきました。比較的高い年代層の方々が、ツアーをご利用される事が多いです。やはり、若い方々は、インターネットも充実し、ご自分で色々と安い旅行を探されますし、車社会となり、カーナビも普及していますから、自家用車で旅行される方も多くなりました。

  しかし、「旅行」という需要は間違いなくありますので、今後は、それをどういう形で捉えていくかという事がポイントになってきます。多くの団塊の世代の方々にもご利用いただいておりますが、その方々も、これから年齢が上がっていきますので、今のままの旅行内容が、ずっと通用するものではないと思っています。やはり旅行会社として、時代と共に内容を検討して、柔軟に対応していかなければならないでしょう。

旧小郡町のご出身ですが、山口のまちに対する思いをお聞かせください。
 山口は、住みよいまちではありますが、若者にとっては、魅力の少ないまちかもしれません。県庁・市役所などの官庁が集中しているので、人がたくさんいるということになりますが、もしなかった場合に、果たしてどうなのかという思いもよぎります。
大学や専門学校なども多くあり、若者もたくさんいますが、就職する先が少なければ、地元から離れていきますし、魅力がなければ山口で就職しようとは思いませんよね。もっと、若者も楽しめる活気のあるまちになるといいのではないでしょうか。

 新山口駅周辺で言いますと、合併前から交通の要所ではありましたが、ここ数年とても整備されてきました。ただ、子供の頃からよく利用していた商店街の元気がなくなったのは、残念です。新山口ターミナルパーク構想も進んでいるようですが、新幹線が停車するということで、乗降者も多く、人の動きは間違いなくありますので、そういった人々をどう立ち止まらせるのか。ちょっと足をとめて、買い物などをしてゆったりと過ごせる、そんな駅周辺になるといいですね。

[本社概要]
 サンデン旅行株式会社(下関市一の宮町3−10−5)
 設  立:2001年(平成13年)4月
 資 本 金:36,500千円
 代 表 者:取締役社長 竹重 秀敏氏
 従 業 員:約60名(内、山口支店は10名(臨時含む))
 登録番号:観光庁長官登録 旅行業 第1599号
 業務内容:国内旅行・海外旅行
 支店・営業所:下関・宇部・山口支店、山大トラベルサロン、シーモール・岩国・福岡営業所

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 起業サポート 「私の起業」

茶房はせ
長谷 優 氏

山口市吉田1925−1
TEL/ 090−6439−7094

■事業内容
カフェ

大前提は、夫婦で一つのものを作り上げるということ

茶房はせ

勤務経験を活かして40代で起業
 私が起業したのは7年前です。福岡出身で、18歳からの10年間は、福岡市内で外食産業に携わっていました。この頃から、オーナーシェフになることに憧れをもっていました。その後、山口県内のシーモールパレスでマネージャーを勤めました。同じ職場で働く妻と知り合ったのはこの時です。その後、体調を崩していったん外食産業を離れましたが、40代後半の時に、昔の経験を活かしてお店を始める事にしました。

起業塾で、想いを形に
 その頃、起業塾の存在を知り、そこで学ぶことにしました。どうせ起業するなら、きちんと勉強してからの方がいいと思ったからです。起業塾に入った当初は、オーガニックの総菜店を出すことを考えていましたが、いろいろと調べるうちに、難しいと分かって来ました。結局、食事を提供するということは決めていましたが、どういったお店にするかということは、卒業するまでの間に決まりませんでした。

  その後、山を切り開いた静かな場所に物件を見つけました。元は事務所だった場所なのですが、建物から見える田園風景が気に入り、大家さんに用途変更を交渉して、お店を開く事にしました。木のぬくもりと緑に囲まれた環境の中でゆっくりとくつろげる空間、というのがオープン以来変わらないコンセプトです。

茶房はせ

山口の雰囲気に合った閑静なお店
 お店を始めた時、最初は喫茶店にしようと思っていました。珈琲を出し、モーニングを出すお店です。ですが、お昼にもまたがって営業するため、ランチも提供しようという事になり、都市部でかご盛りが流行っていたのでそれを取り入れる事にしました。それが口コミで広がっていき、閑静なティールームとして始めたお店が、お客様には閑静なレストランとして受け入れていただけるようになりました。

  小ぎれいだけど、気負わずに気軽に来ていただけるお店づくりをしています。日常的に忙しい主婦の方に変わって、バラエティ豊かな調理方法で、野菜中心の健康的で家庭的な料理を提供します。試行錯誤した結果、こういったお店が山口の方たちには合っていると思います。主婦の方が、まず来店してくださり、次は家族を連れてこよう、と親御さんやご主人を連れて来てくださいます。
毎月第1金曜日に、タウン情報誌にデザートのクーポン付広告を掲載しています。それを毎月の楽しみにして来て下さる方もいるので、ずっと続けています。

夫婦で今後も支え合って歩いていきたい
 趣味はハーレーダビッドソンですが、大型免許は40代になってからとりました。妻が、ハーレーの後ろに乗りたいと言って、私に免許をとるよう勧めてくれました。よく2人でハーレーに乗っています。今のハーレーは5台目です。

  今後も地道にお店を続けて行きたいと思っています。高齢者向けのお食事にも力を入れたいです。おいしくて手づくり感のある宅配弁当を提供できたらいいな、という構想もあります。

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 企業サポート 「私の商い」

burgers & steaks 1way
西田 大輔 氏

山口市大市町1−16
TEL/ 083−924−1129
https://www.facebook.com/1WAY.burgers

■事業内容
伝統的なアメリカ料理(ハンバーガー、ステーキ)

一番人気はアボカドバーガー。
うちのハンバーガーは、肉もパンズも野菜も特上です。

burgers & steaks 1way

アメリカでの経験を活かしてハンバーガー作りをスタート。
 高校を卒業してアメリカに留学していたころ、毎日のようにハンバーガーを食べていました。日本でハンバーガーといえばファーストフードというイメージですが、アメリカには店内で丁寧に手づくりしているハンバーガー店がたくさんあります。立派にお腹と心を満たしてくれる本場のハンバーガーを山口の方にも味わってほしいと思い、実家である宮野の精肉店「にしだ」の良質なお肉を使って、ハンバーガー作りを始めました。

Facebookを活用してお客様とも生産者とも太く気軽につながる。
 商店街に1wayを出店すると同時に、お店のFacebookページを作り、以後、こまめに更新しています。

  お客様にキャンペーンなどの情報を伝えたり、ご来店されたお客様のことを紹介したりしています。Facebookを見て来店されるお客様が多く、1wayの投稿に対してコメントをくださる方もいらっしゃいます。チェックイン(*2)をしてくれた方にサービスをするなど、Facebookの活用方法を模索しています。

burgers & steaks 1way

  また、1wayのハンバーガーへの姿勢に賛同してくれる野菜の生産者の方が、Facebookを通して売り込みに来てくれる事もあります。原材料の質を高く保つために、野菜の生産者がどのようにして野菜を作っているかを知るように心がけています。

商店街を盛り上げたい。
 今の物件を決める際、駐車場が目の前にあるというのが大きなポイントでした。実際に開業してみて、駐車場が近いというのは正解だったと思います。1wayでは、一定金額以上の買い物をして下さったお客様には、1時間分の駐車券をお渡ししていますが、1wayを目当てに来て下さったお客様が、そのまま商店街の他のお店に立ち寄って下さったら商店街の活性化につながると思いますし、逆に、他のお店に来たお客様が1wayに立ち寄って下さったらいいなと思います。

今後もいろいろなことに挑戦したい。
 防府市の桑田醤油さんから提案を受けて、これまでに3〜4回ほど醤油を使ったコラボ商品をイベント限定で開発しました。
今後は、ショッピングモールや百貨店への出店の可能性も探っていきたいです。

(*2)チェックインとは、現在地を示すFacebook上の機能です。チェックインした人が、そのお店に立ち寄ったことが、その人と友達登録している人に分かります。