【2013.11月号】

すきっちゃ やまぐち!今月の顔

サン・ロード株式会社
代表取締役 山下 鉄太郎 氏 
山口商工会議所常議員・2号議員

山口市下小鯖645−5
TEL/083−927−0023
http://www.sunroad-group.co.jp/

サン・ロード株式会社


やました てつたろう
1973年(昭和48年)生まれ。山口市出身。1993年(平成5年)3月に山口県立山口高等学校を卒業。1997年(平成9年)日本経済大学経済学部(旧第一経済大学)を卒業後、橋梁保膳(株)に入社。1999年(平成11年)サン・ロード(株)に入社。2002年(平成14年)11月に代表取締役社長に就任。現在、一般社団法人日本建設保全協会理事(事務局長)、社団法人山口青年会議所理事長を務める。

《 「地球を守る よりよい環境を創る」お手伝いをいたします  》

会社のあゆみ・経営理念をお聞かせください。
 当社は、1978年(昭和53年)に、資本金500万円で設立しました。1981年(昭和56年)1月に資本金を1,000万円に増資、その後6回増資をいたしまして、2001年(平成13)年5月には、資本金7,000万円となりました。営業所も、1981年(昭和56年)1月に久留米市に九州営業所を開設し、2007年(平成19年)に福岡市西区に移転しました。また1989年(平成元年)11月には、岩国市に岩国営業所も開設しています。
 当社の経営理念は、「良い環境を創造する」です。“地球を守る よりよい環境を創る”お手伝いをしたいという意味です。よく働き、よく考え、よく勉強して、人類の進歩・向上に少しでも貢献できる、人づくり、企業づくりを目指しています。

 社名の「サン・ロード」は、太陽への道を意味します。“恒久的に光り輝く、いつも一番、積極的で明るく、あたたかい道”そんな願いをこめてスタートした会社です。交通安全施設業から、法面保護工事業、建物・土木構造物・補修・補強業へ、今世界中の人々が、物質文明のおろかさに気づき、精神文明に戻ろうとしています。そのような時、私達も大切な財産である建設構造物を破壊することなく、環境にやさしい工法で補修・補強して、半永久的に保全していきたいと念じて、日々研鑽を重ね、研究開発をしています。

数多くの事業に取り組んでおられますね。
 大きく分けて5事業に取り組んでいます。「交通安全事業」では、次代を担う子供たちのために、自社施工の高い技術とプロ意識を持って、安全な環境を整えるため、区画線・道路標識設置・各種防護柵設置・防音壁工事を行っています。

  「法面事業」では、特殊緑化施工が当社の強みで、永久緑化も20年以上の実績を積み、今では特殊緑化が劣化していない現場そのものが、「永久」を立証してくれる有り難い存在となっています。法面保護工事全般・土壌菌工法・客土注入マット工法、エコアップ緑化工法などに取り組んでいますので、どんな瘠(せき)悪(あく)な条件でもご相談ください。

  「洗浄事業」では、山口県内企業として初導入したWJ(ウォータージェット)抹消は、路面や下地を傷めないだけでなく、低予算で施工できるとお客様にも喜ばれています。また、落ちないと諦めている汚れも、次世代高機能洗浄機サマックスが、見る見る落とし、実績を重ねています。

  「土木資材事業」では、自然環境への優しさを大事にし、エコクリーン・ソイル、都市景観資材、カーポート、ゴミストッカー、一般土木資材など、幅広い商品ラインナップで、コストパフォーマンスも実現しています。エコクリーン・ソイルは、自然な景観を保ちつつ、土壌を舗装するもので、透水・保水性にも優れており、樹木の保護育成も可能で、雑草の発生を防ぐことができ、施工後の管理コストも抑えることができますので、ご家庭でもご利用いただけます。

  「コンクリート構造物補修事業」では、老朽化した建物や施設を取り壊し、新しい設備をつくるという‘スクラップ&ビルド’の見直しを掲げ、下面増厚工法・スーパーホゼン工法・リバコン工法などに取り組んでいます。資源や資金は無限ではありません。今ある建設構造物を大切にして、未来に良い環境を創造していくこと、これこそ、当社の役目だと思っています。10年後・20年後に「サン・ロードの工法を選んでよかった」と評価していただける、その夢に向かって、従業員一同がんばっています。

「スーパーホゼン式工法」の全国展開で、ニュービジネス特別賞を受賞されたそうですね。
 当社独自の道路橋床板の長寿命化工法「スーパーホゼン式工法」の全国展開が評価され、今年6月に中国地域ニュービジネス特別賞を受賞させていただきました。この工法は、RC構造の床版をRC構造で橋梁下面側から補強する工法です。連続する振動に対して三段階の橋梁下面からの増強をおこなうことによって、一般交通の通行止めを必要とせず、確実に既設床版と補強材を一体化することが可能になります。当社は、同工法の全国展開を目指して、1999年(平成11年)日本建設保全協会を設立し、2010年(平成22年)一般社団法人化しています。当協会では、セミナーや講習会を開き、同工法の普及活動や技術力向上に努めています。現在は、当協会に全国から36社が加盟しています。

 新設橋とほぼ同等の耐久性を持つ「スーパーホゼン式工法」を全国へ広め、橋の経年劣化対策等のインフラ整備に役立ちたいと思いますので、今後は、全国の自治体などへも積極的に普及活動を行っていきたいです。

サン・ロード株式会社

今後のサン・ロードの取り組みは。
今後もお客様のご要望に100%お応えするのが、私たちの役目だと思っていますので、一人ひとりプロ意識をもち、技術面、価格面でもお客様に納得していただける仕事をしたいと思っています。仕事を納める瞬間まで気を抜かない、お客様にも同業者に対しても、常に誇れる仕事をしていきたいと思います。安かろう、悪かろうでは、結局お客様の喜びを実現できません。常に最善を目指し、「ありがとう」と言っていただけるよう仕事に一生懸命取り組んで参りますので、何かお困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

山口というまちへの思いをお聞かせください。
 山口の人は、郷土愛がとても強いように思います。地域活動に、すごく活発な方もおられます。強いて言えば、一部の方だけが活発で、なかなか拡がりがないようにも思います。誰もそうですが、仕事に家庭に精一杯という感じですね。もう一歩「地域のために!」という人が増えてくれば、もっと色々な活動が拡がり、地域も盛り上がるのではないでしょうか。とはいっても、若者には刺激がないまちかもしれませんが、子供や高齢者には、適度に田舎で住みやすいまちですね。

社団法人山口青年会議所(JC)の理事長をされておられますが。
 今年の12月まで、理事長を務めさせていただいています。今年は、『NeverUp NeverIn 〜ヤレばデキる!!〜』のスローガンの基、様々な活動を行ってきました。最近は、インターネットなど情報量が多すぎるため、新しいことに取り組もうと思っても、もうどこかでやっているとか、それは無理だろうなどと決めつけてしまうこともあり、すぐに諦め、なかなか前に踏み出せないことが多々ありますよね。一つの失敗が、大きな損失につながる事もあるので、踏み出すことは難しいかもしれませんが、最初の一歩がないと前には進めません。その意味でJCは、1年1年の区切りがありますので、例え取り組んだ事業が失敗したとしても、その失敗から来年につながるものが必ずありますので、「とにかくやってみましょう」という意気込みで、取り組んでいます。

[企業概要]
創  立:1978年(昭和53年)12月1日
営業所:岩国営業所・九州営業所
資本金:7,000万円
従業員:31人
営業品目:保全事業(橋梁・床版補強)、環境保全事業、法面事業、交通安全施設事業
認証・その他:2002年8月 ISO9001認証取得、2009年1月 OHSAS18001認証取得、2010年6月 ISO14001認証取得

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 起業サポート 「私の起業」

オーエン
上原 洋史 氏

山口市佐山4285−4
TEL/ 083−988−3232
http://www.rakuten.co.jp/ou-en/

■事業内容
自動車部品のネット通販

大切なのは、情報の連鎖を認識して、絶えず情報を仕入れ続けること

オーエン

イマジネーションに情報を吹き込んで、膨らませる
 このインタビューを受ける数日前に、ヤフーが突然、ヤフーショッピングの出店料を無料化しました。私はそんなことは想像もしていませんでした。インターネット販売の将来については、これからは、ネット通販のトップに立つお店同士がジャンルを超えてタッグを組み、ウェブ上にショッピングモールやデパートのようなものができるのかなと考えていたところでした。しかし、このヤフーの決断によって、その可能性が低くなりました。ヤフーに無料で出店できるので、自社サイトを持つ必要もなく、ショッピングモールを新たに打ち立てる必要がなくなったからです。これにより、ヤフーはインターネット通販のインフラを握ったのです。

 10年、20年のスパンで考えると、10年後にはビジネスの世界がどうなっているかは分かりません。現時点では、あるビジネスが優勢でも、もし新しいビジネスの仕方が出てくれば、時代遅れなものになってしまうということもあります。大切なのは、情報が連鎖しているということを認識して、絶えず情報を仕入れ続けることです。情報というのは、ある日突然湧いて出て来るものではありません。時代の変化に気づくために、自分には直接関係のない情報にも触れるようにして、それらを総合して将来を想像する必要があります。

オーエン

人生にビジョンがないと頑張れない
 私には、どういう人間でありたいかという理想像があります。その理想像とははっきりと言葉で定義できるものではありませんが、人から不必要に嫌われたくないですし、社会人として恥ずかしいことはしたくありません。また、自分の子供から、立派な父親だと思われたいです。そして、自分にはどういったことややり方が合っているかというのも知っています。そういったことが私のビジョンの根本にあります。私は、人生にビジョンがないと、自分のやっていることに確信が持てず、頑張ることが出来ないと思っています。私は人生をビジネスにリンクさせるタイプですから、私の人生のビジョンの中には、起業があります。起業によって、会社員時代に比べて時間的な自由は減りましたが、苦になりません。

起業塾で経営者としての視点を養う
 はじめから車に興味があったわけではありませんが、車関係の仕事をしたことがきっかけで、この世界に入りました。起業を考えていた時に、商工会議所の起業塾の案内を偶然インターネット上で見つけ、経営者としての視点を養いたいと思っていたため、受講しました。起業塾でもどんな機会でも、得るものがないだろうとはじめから決めてかからずに、とりあえず受講して、それから自分の役に立つかどうかを判断する方がいいと思います。

  ネット通販の店舗は特殊だと思われがちですが、小売の一形態であることには変わりありませんから、実店舗での売り方をそのままネットに応用すればいいのです。売りたいという気持ちばかりを先行させずに、お客さんの立場になって、お買いものしやすい環境を整えることが、商売が長続きする秘訣だと思っています。

   山口商工会議所月報

中小企業相談所 企業サポート 「私の商い」

F&L Article(エフアンドエルアーティクル)
矢野 亨 氏

山口市米屋町1−3 米屋町ビル2F
TEL/ 083−901−6420
http://www.fandlco.com/

■事業内容
事業内容:メンズアパレル
営業日:年中無休
営業時間:12:00−20:00

山口のおじさんの一人として、山口のみなさんと一緒におしゃれをしていきたいです

F&L Article(エフアンドエルアーティクル)

好きな事の延長に、仕事があります。
 興味を持つと深く長く追求していくタイプで、服、雑貨、家具、音楽など、いろいろなものに興味を持っています。その中でも洋服やおしゃれは子供のころから好きで、高校生の頃から洋服屋の店員になりたいと思っていました。山口のまちで17年間、服の仕事をしていて、独立したのは今から7年前です。

  2号店になるF&L Articleについては、山口商工会議所の紹介で、かつて銀行が入っていた物件を紹介してもらいました。階段で二階に上がり、家の玄関のようなドアを開けたところにある、元銀行らしいコンクリートのどっしりした重厚な建物と、壁一面に遠慮なく大きく採られた窓が気に入りました。あきないのまち支援事業補助金(*)も活用して、大工さんと一緒に、天井ははがしてむき出しの打ちっぱなしにし、壁には本物のレンガを貼り、床も塗装して、お店をオープンしました。

 駅通りに洋服屋が集まっている時期に出店したので、そちらに出さないのかとよく言われたのですが、立地にはこだわりませんでした。自分のお店には、自分の選んだ服や、商品ではないですが気に入った家具や雑貨をそろえ、裏のスタッフルームにも私物の服が溢れています。親しくなったお客様には、私物の服も見てもらったり、時にはそちらもお売りしたりしています。私のセレクトだから買いたい、と言って下さるお客様もいらっしゃいます。広告は出していませんが、口コミでお客様がお客様を連れて来て下さいます。

F&L Article(エフアンドエルアーティクル)

自分だけのファッションを求められる方のためのお店です。
 1号店のF&Lは、20代から30代をターゲットとしたアメリカンカジュアルのお店で、2号店のF&L Articleは30代から50代をターゲットとした、アメリカンカジュアルとUKスタイルをミックスした、きれいめカジュアルのお店です。

  取り扱いブランドは、一つの型につき日本で数百枚しか作らないようなところばかりなので、全国的に見れば一点ものに近いと言えるでしょう。一つの都市で、一つの店舗にしか卸さないというブランドを取り扱っているので、福岡や広島から買いに来られる方もいらっしゃいます。

やってみたいことは、まだまだたくさんあります。
 ずっと好きなことを追いかけてきたので、初めは自分一人で好きなようにやっていけばよいと思っていました。しかし、次第に自分が始めたことを残したいという気持ちが生まれて来て、今はスタッフを雇って育てています。現時点では私が仕入を行っていますが、徐々にスタッフにバトンタッチしていきたいです。

  新しいお店の構想もいろいろとあって、レディースのお店をやりたいとか、他県にもう一店舗出したいとか、カフェもオープンしてみたいとか、考えています。