山口湾の開作

 かつての山口市小郡・南部地域の多くは海でした。開作によって農地や塩田が広がり、現在の姿になりました。開作とは、干拓や開墾の意味で、山口独自の呼び名です。
 一番古い開作は、今から600年前の室町時代、応永15年(1408)に築造されています。現在のJR新山口駅も、かつては海だったことがわかります。  先人達の途方もない努力の上に、この地域は成り立っているのです。

小郡宰判絵図について

山口湾の開作について

【開作の築造年】

開作名/築造年 開作名/築造年 開作名/築造年
津市開作 1408 惣在所開作 1691 新地開作 1803
長妻開作 1626 益田開作 1693 長浜塩田 南部 1804~1814
潮入開作 1630 深溝開作 1702 北の江開作 1827
慶三開作 1650 上ケ田開作 享保年間
(1716~1735)以前
牧ノ江開作 1852頃
勝間田開作 1664 遠波開作 1752 南塩田 1870
黒潟開作 北部 1665 小島開作 1758 小島外開作 1877
延宝開作 1674 佐々木開作 1766 昭和開作 1930
江崎開作 1675 南前開作 1767 幸崎干拓 1963
黒潟開作 南部 1690 新開作 1774 阿知須干拓 1964
元禄開作 1690 長浜塩田 北部 1781~1788 干見開作 不明

史跡周防灘干拓遺跡名田島新開作南蛮樋
保存管理計画策定報告書(山口市教育委員会)より

【山口湾の地図にマウスを乗せると開作範囲が表示されます】

山口湾の開作