2026.01.06 その他
河野会頭 新春互礼会挨拶
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
令和8年の新春を迎え、本日このように多くの皆さまにご参集賜りましたこと、心より御礼申し上げます。また、山口市長・伊藤和貴様をはじめ、多くのご来賓の皆さまにご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、皆さん、年末年始はどのように過ごされましたか。
私は香山公園にて新春を迎えました。ちょうどNHK「ゆく年くる年」にて、国宝・瑠璃光寺五重塔が、番組内で初めて取り上げられました。全国中継ということもあり、深夜の時間帯にもかかわらず、多くの若者が集い、新年のカウントダウンを唱和する光景がとても印象的でした。
今からちょうど20年前の2006年1月、「第1回山口お宝展」にて五重塔の心柱を半世紀ぶりに公開した際、真冬にもかかわらず近隣一帯が大渋滞となり、園内が多くの観覧客で埋め尽くされたことを思い出しました。今回もそれに通じる感動を覚え、改めて、先人が残してくれた遺産に私たちは生かされているのだと実感致しました。
この素晴らしい山口を、さらに発展させ、未来へと確かな形でバトンを渡していかなければならない――新年にあたり、その思いを新たにした次第です。
日本全体が人口減少という構造的課題に直面する中、持続可能な社会の実現は、決して一自治体のみで成し得るものではありません。しかし、未来を切り拓く第一歩は、私たち自身の「足元」から始まります。本年は「それでも地域でできることを」を年度方針に掲げ、地域の力を引き出しながら、山口県央、徳地商工会の皆さんとともに、市内全域の経済循環と魅力づくりを着実に進めて参ります。
昨年の臨時議員総会におきまして本職を再任いただき、11月より4期目の任期がスタート致しました。椙山一生副会頭、臼渕厚史副会頭には引き続き副会頭を務めて頂き、新たに高橋克行さん、田原文栄さんが副会頭に選任されました。また、中川孝専務理事も再任いただき、6名体制で新たな一歩を踏み出しております。
中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境はいまだ厳しい状況が続いておりますが、私たち役員一同が力を合わせ、地域の企業を守り、前に進むための支援を一層強化し、任期をしっかりと全うして参りたいと考えております。
昨年末、国会において「2025年度補正予算」が成立し、総合経済対策が盛り込まれました。山口商工会議所としては、地元選出の国会議員の皆さまに対し、地域の実情に応じて柔軟に活用できる「重点支援臨時交付金」の継続と拡充を強く要望して参りました。今回の補正予算において、同交付金の継続、さらには増額が盛り込まれましたことに、改めて心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。
2025年は「午年」であります。馬車馬のように働く一年に、と言いたいところですが、「牛も千里、馬も千里」という諺のとおり、早い、遅いではなく、着実な歩みこそが未来を創ります。会頭として最後の3年間、慌てず、焦らず、諦めず、確実に一歩ずつ、山口経済の礎を固めてまいります。
結びに、本日の新春互礼会には、250名を超える皆さまにご参加を頂き、誠に有り難うございました。
本年が皆さまにとって、未来へ歩む一年となりますことを心より祈念申し上げ、主催者を代表しての新年のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和8年1月6日
山口商工会議所会頭 河野康志
